マイ・メモリアル・キック・オブ・ザ・イヤー2011
あけましておめでとうございます。
2012年になってしまいましたが、2011年リリースの曲で個人的に好きだったキックリストをまとめてみました。
完全に独断と偏見と好みです。順不同。
Marcel Dettmann - Planning
Luc Ringeisen - S.I.I. (Jens Zimmermann Remix)
David Mayer - Word Is Bond
A.Mochi - C2M
Adam Port - 86
AOKI takamasa - SF11
http://www.beatport.com/track/sf11-original-mix/3008100
AEREA NEGROT - MISS YOU (Ricardo Villalobos Mix)
http://www.beatport.com/track/miss-you-ricardo-villalobos-mix/3087089
DUB-Russell - Tracklaying
http://dubrussell.com/releases/grasp-echoes/
Yaporigami - Loop 2.08
http://www.hz-records.com/loops_2.0/
分解系からEP"fourpoles"をリリース
もうリリースしてから3ヶ月くらい経ってますが、
分解系というネットレーベルから"fourpoles"というコンセプトEPをリリースしました。
http://bunkai-kei.com/release/bk-k_015/
【コンセプト】
コンセプト:
「Circle of 5th(*)で十字を描き、それを方位に見立てて4つの調性を回る構造」
(*)Circle of 5th(五度圏)・・・http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E5%BA%A6%E5%9C%8F
一曲目はkey:Bm
二曲目はkey:G#m (Bmの短三度上の調)
三曲目はkey:Fm (G#mの短三度上の調)
四曲目はkey:Dm (Fmの短三度上の調)
そして一曲目に戻るとkey:Bm(Dmの短三度上の調)
上記のように全て等間隔の調性構造になっており、またアルバムとして永遠にループできる構造になってます。
この調性構造をCircle of 5th上で表すと、正四角形という形になるようになってます。
この記事の初めにある、Hiroshi Satoさん(Semitransparent Design)作のジャケットもこのコンセプトに基づいて作られています。
【つくろうと思ったきっかけ】
ネットレーベルのコンセプトアルバムって「曲集」的な作品、あるいは、
楽曲配置にコンセプトがある場合も割と「ドラマ性を想定した構造」が多くて、
どちらにしろ"ロマン派的"な物が割と大多数を占めていると思ってます。
そういうのも自分は無論大好きなんですが、しかし、
「『数・図形』とかの非ドラマ的な構造、"古典派的"なコンセプト」
に基づく作品が、もっとネットレーベルにあってもいいんじゃない?と思い、
今回のアルバムのコンセプトを考えました。
音楽としても割と「感情」「ドラマ性」といった物を出来るだけ排して、
「音風景重視」で作ったつもりです。
「コンセプトが小難しくてわからん!」って人も、
とりあえず音に浸って頂ければそれで幸いです。
【その他、与太話とか】
最初は4曲で12調全てを回る予定だったんですが、
音楽的に面白みの無い感じになってしまったので一から作り直した事があります。
(因みにその時までに2〜3曲くらい既に出来てたけど、全部ボツに)
それに加えて、初めてアンビエントに挑戦してみたり、素材集めるためにフィールドレコーディングを始めたり、
新しいエフェクタをReasonのCombinatorで組んだりしていて、試行錯誤に随分時間が掛かったり。
ちなみに一曲目冒頭のカリコリッって感じの氷をほおばるような音とかは、
ボーコーダ−にThorのstatic noiseとフィールドレコーディングで録った水の音にDecimatorかけたのぶち込んで作ってたりします。
このEPお陰で技術力もかなり上がった気がします。
【製作環境】
AudioI/F RME Babyface
DAW Propellerhead Reason5+Record1.5
レコーダー KORG MR-2
スピーカー BEHRINGER TRUTH B2030A
ヘッドホン beyerdynamics DT880 PRO
MIDIキーボード M-AUDIO Axiom61
テレコ ヤフオクで3000円で落としたYAMAHA MT400
データノイズ Audacity
ノイズ発生器 録音・再生機能まで完全に壊れたFocusrite Saffire LE
マイ・メモリアル・キック・オブ・ザ・イヤー2010
2010年リリースの曲で個人的に好きだったキックリスト。
完全に独断と偏見と好みです。
空間や匂いを感じさせられるキックって好きです。
ネットレーベル多め。順不同。
Akiko Kiyama - The Sunset
Dinky- Twelve to Four (OSTGUTCD15)
Ben Klock - Bear (Ostgut Ton)
Aoki Takamasa - Music For Sweet Room on the Orbit of the Earth (Self Remix)
Jens Zimmermann - C30
コバルト爆弾αΩ - HosonoHouseAnthems(PART1) [MARU-065]
http://maltinerecords.cs8.biz/65.html
PLAY ROOM RE:NDZ - i want you [MARU-071]
http://maltinerecords.cs8.biz/71.html
みみみ - わたしの泪でおぼれなさい [MARU-076]
http://maltinerecords.cs8.biz/76.html
Go-qualia - The One Looked Into [BK-K/001]
http://bunkai-kei.com/release/bk-k_001/
flady - class_01 [BK-K 007]
http://bunkai-kei.com/release/bk-k_007/
Takeshi Kagamifuchi - Oil [Hz-003]
http://www.hz-records.com/releases/hz-003/
Minimal Tunnel - Not p [VL4-014]
http://vol4records.com/main/014.html
Kanabun - nostalgic ticket
http://www001.upp.so-net.ne.jp/untitledsamples/utdsmp_omrt.html
2009/07/12 Nyolfen,atnr @Denryoku Label Presents Talk Session vol.1
"Nyolfenによる The Escapist [ReEdited] 楽曲解説"
Denryoku Label所属のトラックメイカー Nyolfenの1stアルバム
再編集盤 "The Escapist [ReEdited]" のリリースを記念して
Nyolfen 本人がアルバム収録曲の解説を行います。
曲を聴いただけではわからない各曲のコンセプト、制作の裏側をお見せします!
出演:Nyolfen(Denryoku Label)
インタビュアー:atnr(Denryoku Label)
主催:Denryoku Label/電力レーベル
日時 2009/07/12 (Sun) 14:00-15:30
入場料 無料
場所:早稲田大学学生会館 E521 (定員約20名)
予約はメールにて承ります。
件名に"7月12日予約希望"
内容に申し込み者様のお名前を書いて
info アットマーク denryokulabel.com宛にメールを送信してください。
当日は"The Escapist [ReEdited]"をはじめとした物販も行います。
デモCD、MixCD持参歓迎!
The Escapist [ReEdited]
Tracklist
- Bad Life Again
- Cointreau
- The Escapist
- Day Dream
- Dance Of The Clown
- Children's Party
- Edge Of The Dream
- Above
- Fallin'
- Reincarnation
Shop Information
http://d.hatena.ne.jp/nyolfen/20090630/1246297444
2009/7/4 Cradle to Grave Vol.6 で先行発売予定
順次、amazon.co.jp,iTune Store,King-beatでも取り扱いが始まる予定です。
MP3 DOWNLOAD & Preview
Not Available Yet
2009/07/04 Cradle to Grave Vol.06@HeavySick ZERO(Nakano/Tokyo)
今週末土曜日はハードテクノ、ハードコア系イベントCradle to Grave Vol.06に出演します。
Cradle to Grave用に曲とか作っていこうかなとか気合を入れているので、是非是非遊びに来てください!
上記記事の"The Escapist [ReEdited]"も先行発売と言うことで
会場に持って行く予定ですので、そちらも是非是非!
PARTY///
Cradle to Grave Vol.06
incl. TAK666 Birthday 6hours!!!
http://www.c2g.jp
DATE///
2009/07/04(SAT) 13:00-19:00
PLACE///
Heavysick ZERO(中野)
http://www.heavysick.co.jp/zero/
FEE///
door: 2500yen/1drink
(with flyer: 2000yen/1drink)
※フライヤー画像をプリントアウト、
またはモバイルで表示したものの提示でも同様の割引が受けられます。
Special Guest///
774Muzik(Hardonize/CLUB VIP)
DJ Noriken(SKETCHING!/SKETCH UP! Rec.)
Nyolfen(DenryokuLabel)
Xinon(8bitpeoples/shanshui records/VORC RECORDS)
C2G Crew///
Alabaster(M&C Rec.)
KITUNE(La Fiesta!)
TAK666
VJ///
215(sleeping factory)
Mnsn sovietz(DenryokuLabel/TAVL)
Main Illust///
ToMo(MachineMess)
Flyer Design///
Nami_Vindalfr
夏だ!祭だ!C2Gだ!
縁日の露店のように様々なメニューのサウンドを揃えた『Cradle to Grave』も、
いよいよ6回目!
今回は極上のハードトラッカー達が中野Heavysick ZEROに集結!
ハードテクノという枠に囚われず、様々なネタと音を次々に繰り出す
やんちゃくれ坊主『774Muzik』!
その音楽性は他と一線を画す、テクノ異端児『Nyolfen』が今回新たにC2Gに参戦!
そして、ハードでアグレッシヴなフリーフォームを提供するDJ、『quad』と
唯一無二のロービットアッパーサウンドを浴びせる『Xinon』の2人が満を持しての再演!
いつになく硬派でそして激しい音達がフロアを奮い立たせる…!
更に、ラウンジフロアでは『TAK666』によるBirthday 6hours Set!
ジャンルの壁を超え、6年に及ぶクラブ・ライフで培ってきたスキルをここに捧ぐ!
Cradle to Grave...、
オープンからクローズまで暴れまくれ!!
【出演者変更のお知らせ。】
都合により、『quad』の出演がキャンセルとなりました。
楽しみにしていた方、申し訳御座いません。
代わりに、シリアス・ハードコアを追い求める新進気鋭のプレイヤー、
『DJ Noriken』が出演します!
2009/06/19 Denryoku Label Showcase vol.4@早稲田 Sabaco
もう明日になってしまいましたが、明日はDenryoku Label Showcase vol.4!
是非是非遊びに来て下さい!
ポスト/ライブ テクノを提示するDenryoku Label のショーケースイベントの第4回!!!
trench warfare,univarzs,NKRで活躍し、Tha Blue Herbのサポートも務めた
Fugenn & TheWhite Elephantsをゲストに迎え熱いライブを繰り広げます。
Denryoku Labelからは、ポリリズムやハーモニーで新たなテクノを模索する atnr、
Electribe 1台で意外性を追求したライブアクトを提示する Kokuritsu、
理論的な構築美をトラックで表現する Nyolfen、
ダビーなギタープレイを響かせる Opt+One、繊細なダンスビートを打ち出すwake
が出演!!
VJは、オリジナルソフト/ハードウェアを携え、 takiguchiがお送りします!
day: 2009/06 /19
open/start 19:00 close 23:00
entrance:\1,000
デモCD、MixCD持参歓迎!!
Place: 早稲田 音楽喫茶 茶箱
東京都新宿区西早稲田 2-1-19YKビルB1F (早大文学部向かい)
Fugenn & TheWhite Elephants (trench warfare/univarzs/NKR)
Fugenn & TheWhite Elephants
2004年に2MC2DJユニット”ART FRAG”を結成し、トラック
メーカー兼 DJとして東京、千葉を中心にLIVEを行う。そ
の後SOMA名義でソロ活動
を開始、2007年よりTrench Wafareのメンバーになり、東
京、京都、滋賀、新潟等でライブを行う。2008年にはFugenn and
The White Wlephants と名義を変えて活動。深淵なる空間に調和するノ
イズビート、深い広がりを感じさせる音響工作が特徴。
Tha Blue Herbの千葉公演のサポートとして参加。USのElectronica
Artist “Headphone ScienceのアルバムにRemixで参加。
その他にも新しい音楽を追求するバンドUnivarzsのメンバーとし
ても活動している。